青みピンクのチークを買ったのに、つけてみたら顔から浮いて見えた。そんな経験はありませんか? ブルベ冬の人にとって、チーク選びは「ピンクならOK」とは限らないのが難しいところです💄
2026年の秋冬は、ルナソルやディオールから、ブルーの光やきらめきを入れた限定チークが登場しています。青みを「色」だけでなく「光」で足すという、ブルベ冬には見逃せない流れです。
この記事では、ブルベ冬に似合うチークの選び方を、色を測るときの基本である色相・明度・彩度の3つで整理しました。3つのタイプ分けと選ぶ基準、2026年秋冬の新作・限定から定番まで10本を紹介します。価格・発売日は2026年10月6日時点の各ブランドの公式情報とプレスリリースによるものです。
ブルベ冬のチークは「色の三属性」で選ぶ
色は、色相・明度・彩度の3つで表せます。色彩教材研究会の資料で紹介されている日本の工業規格(JIS Z 8721)のマンセル表色系では、色相は赤や黄などの色味、明度は黒を0・白を10とした明るさ、彩度は無彩色を0として数字が大きいほど鮮やかになる度合いを表します。
パーソナルカラーの「ブルベ冬」に似合う色は、この3つに当てはめると整理しやすくなります。MARUMIE編集部の整理は次のとおりです。
- 色相:黄みより青み寄り。赤なら青みのある赤〜赤紫
- 彩度:にごりのない、澄んだ色。鮮やかなほど得意
- 明度:明るすぎず暗すぎず、肌とのコントラストがはっきり出る色
日本色彩研究所が開発したPCCSでは、明度と彩度をまとめた色の調子を「トーン」と呼びます。ブルベ冬のチークは、トーンでいえば鮮やかな色(ビビッド)か、深く濃い色(ディープ)が得意。ここが、同じブルベの夏と分けて考えるポイントです。

そこで編集部では、ブルベ冬のチークを3つのタイプに分けて考えることをおすすめします。
- 鮮やかピンク:フューシャやマゼンタ。高彩度で、血色感と華やかさが一度に出る
- 青みローズ:ローズやモーヴ。彩度を少し抑えた青み色で、毎日使いしやすい
- 深いベリー:プラムやバーガンディ。明度が低く深い色で、秋冬らしい大人の頬に
チークは「血色」を足すメイク。頬の赤みの正体
チークの役割は、頬に血色を足すこと。では、そもそも肌の赤みはどこから来ているのでしょうか。
千葉大学の研究者による解説では、肌の色は主に、表皮にあるメラニンと、真皮の血液中のヘモグロビンの2つの色素で決まるとされています。チークで足す「血色」は、このヘモグロビンの赤みをイメージした色です。
注目したいのは、肌の色だけでパーソナルカラーが決まるわけではないこと。名古屋学芸大学メディア造形学部の研究紀要に掲載された、名古屋女子大学の研究者による論文では、女子大学生64名の肌の色とパーソナルカラーを調べ、中間的な肌の色の人は髪や瞳も含めた顔全体で判定されていることが示唆されています。ブルベ冬の診断を受けた人でも、実際にチークをつけて顔全体で見て選ぶのがいちばん確かです。
瞳の色からパーソナルカラーを考える視点は、JUNGSAEMMOOLの「瞳のパーソナルカラー」の記事でも紹介しています。
MARUMIE的・ブルベ冬チークを選ぶ3つの基準
基準1:色相は「青み寄り」かを商品説明で確かめる
公式の色説明に「青み」「ローズ」「フューシャ」「モーヴ」「ベリー」「プラム」などの言葉があれば候補です。一方、「コーラル」「アプリコット」「オレンジ」と書かれた色は、ブルベ冬はメインのチークとしては避けるか、使い方を工夫するのがMARUMIE編集部のおすすめです。
基準2:「鮮やか」か「深い」か、どちらかに振り切る
ブルベ冬が苦手としやすいのは、彩度が低くグレーがかった中間の色。鮮やかな色か深い色のどちらかを選ぶと、肌とのコントラストがはっきり出ます。濃い色が心配なら、ブラシに取る量を減らして薄く重ねれば大丈夫です。
基準3:質感は「青い光」を味方にする
2026年秋冬の新作には、ブルーの光や偏光のきらめきを入れたチークが目立ちます。色そのものが青みでなくても、光で青みを足せるので、ブルベ冬には試す価値あり。ただし、仕上がりの見え方には個人差があります。
もうひとつ大切なのが、色を確かめる場所の光です。オフィスの白い照明と、夕方の暖かい色の照明では、同じチークでも見え方が変わります。テスターで選ぶときは、窓際の自然光でも一度確認しましょう。
2026年秋冬の新作・限定チーク7選
イヴ・サンローラン「YSL メイクミーブラッシュ パウダー<コレクター>」#1982 バーガンディー ミレジム
イヴ・サンローラン・ボーテのホリデー限定。税込9,240円で、10月23日発売です。偏光のきらめきを含むチェリー系のバーガンディーで、タイプは「深いベリー」。ブルベ冬の頬に、深さと華やかさを同時に足せます。

YSLの秋の新作は、秋コレクション「クチュール ランウェイ」の記事でも紹介しています。
ディオール「バックステージ ロージー グロウ スティック」873 ピンク ディライト
ディオールの数量限定のスティックチーク。税込7,040円で、10月30日発売です。ブルーのきらめきを含む明るいシアーピンクで、タイプは「鮮やかピンク」寄り。シアーな発色なので、鮮やかな色が初めての人にも使いやすい1本です。

ルナソル「カラーリングブリーズ ルフレ」EX01 Sweet Mirage
ルナソルのホリデー限定。税込3,300円で、11月6日発売(10月7日から公式オンラインショップで先行発売)です。公式では、甘酸っぱい印象のローズにブルーの光が透明感をもたらす色と紹介されています。タイプは「青みローズ」。光で青みを足す、今季らしい1色です✨
キス「キス ビーマイ リアルチーク」#51 ムードローズ
キスの数量限定色。3gで税込1,650円、11月2日発売です。上品で大人のムードがあるモーヴピンクのクリームチークで、タイプは「青みローズ」。指でなじませやすいクリームなので、薄く重ねて濃さを調整できます。

アルマーニ ビューティ「アルマーニ ドルチ ブラッシュ」#5 モーヴ ブラッシュ
アルマーニ ビューティから8月7日に発売された新製品。8gで税込5,940円です。クリームからパウダーに変わる質感で、チークとリップの両方に使えます。#5は透明感のある洗練されたモーヴで、タイプは「青みローズ」。同じシリーズの#1 ローズ ブラッシュは温かみのあるピンクなので、ブルベ冬は#5を選びましょう。

NARS「インセイシャブル リキッドブラッシュ」ORGASM CRUSH/GIRL HAPPY
NARSから8月5日に発売された、全16色のリキッドチーク。8.5mLで税込5,390円です。ブルベ冬に合わせやすいのは、シマーのマルベリー「ORGASM CRUSH」(深いベリー)と、マゼンタの「GIRL HAPPY」(鮮やかピンク)。リキッドは少量でよく伸びるので、1滴ずつ足していくのがコツです。

NARSのチークは、夏限定ブラッシュの記事でも紹介しています。
ミルフィー「シェイクドロップチーク」08 ラベンダーホイップ
ミルフィーの新色で、税込1,650円。8月21日に予約が始まり、9月から順次発売されています。とろけるようなピンクラベンダーのリキッドチークです。色の明るさは夏寄りなので、ブルベ冬は単色よりも、ローズやフューシャのチークに薄く重ねて青みを足す使い方がおすすめ。新色の詳細はミルフィーの新色の記事でも紹介しています。
定番で選ぶブルベ冬チーク3選
キャンメイク「パウダーチークス」P05 クラッシーモーヴピンク
キャンメイクの定番パウダーチークで、税込660円。色名のとおり上品な(クラッシーな)モーヴピンクで、タイプは「青みローズ」。プチプラなので、青み系チークを初めて試す1本にぴったりです。
セザンヌ「チークブラッシュ」01 フォギーローズ/03 ミルクモーヴ
セザンヌの定番で、税込550円。01は大人の血色感を演出するローズピンク、03は透明感と血色感のバランスがよいピンクモーヴです。どちらも「青みローズ」タイプ。しっとりした質感で頬になじみ、ブラシ付きなので持ち歩きにも便利です。
RMK「RMK ピュア コンプレクション ブラッシュ」06 ドリーミー フューシャ
RMKの定番。2.3gで税込3,630円です。多彩なパールを含んだ、甘すぎない可憐なピンクで、タイプは「鮮やかピンク」。色名のとおりフューシャ系の青みがあり、ブルベ冬の頬を明るく見せてくれます。
苦手な色を使いこなす塗り方のコツ
ブルベ冬でも、手持ちのコーラルやオレンジのチークを使いたい日もありますよね。そんなときは、次の3つを試してみてください。
- 青みのチークを重ねる:コーラルの上に、青みローズやラベンダーを薄く重ねると、黄みがやわらぐ
- 範囲を小さくする:黄みの色は頬の中心に小さく置き、外側は青みの色でぼかす
- 口紅で青みを足す:唇を青みのローズやベリーにすると、顔全体の印象が青み側に寄る
塗る位置は、黒目の外側の下あたりから、頬骨に沿って斜め上へ。深いベリーのような濃い色は、範囲を小さめにして、境目をしっかりぼかすと自然に仕上がります。
韓国メイクで人気の、頬にふんわり色をのせるやり方も、ブルベ冬の鮮やかな色と相性がよい方法です。今季の流れは韓国メイクトレンド2026の記事でまとめています。
よくある質問
Q. ブルベ冬にオレンジのチークは似合わない?
A. メインの1色にするより、使い方を工夫するのがおすすめです。青みのチークを重ねたり、範囲を小さくしたりすると、黄みが目立ちにくくなります。
Q. ブルベ冬とブルベ夏のチークはどう違う?
A. MARUMIE編集部では、冬は「鮮やかな色か深い色」、夏は「明るくやわらかな色」と分けて考えています。同じピンクでも、冬はフューシャやマゼンタ、夏はやさしいローズピンクやラベンダーを目安にすると選びやすくなります。
Q. マット・ツヤ・ラメのどれが合う?
A. どの質感でも、色が青み寄りであれば合わせられます。2026年秋冬は、ブルーの光や偏光のきらめきを入れたチークが多く、光で青みを足せるのが今季らしいポイント。見え方には個人差があるので、自然光で確かめて選びましょう。
Q. 深いプラムやバーガンディは顔色が悪く見えない?
A. 一度にたくさんのせるとそう見えることもあります。ブラシに取る量を少なくして、範囲を小さめに。リップを同じ系統の色にそろえると、顔全体がまとまります。
まとめ
- ブルベ冬のチークは、色相は青み寄り、彩度は鮮やかか深いかに振り切るのが基本
- 鮮やかピンク・青みローズ・深いベリーの3タイプで考えると、手持ちと新作を選び分けやすい
- 2026年秋冬は、ブルーの光やきらめきで青みを足す限定チークに注目
色は照明でも見え方が変わるので、気になる1本は自然光でもチェックしてみてください。今年の冬は、自分に似合う青みの血色で、頬から明るく🌸





