韓国アイドルやインフルエンサーの写真を見て、「目の下のぷっくりした涙袋がかわいい」と気になったことはありませんか?韓国では涙袋を「애교살(エギョサル)」と呼び、メイクで作るのが当たり前のテクニックになっています💄
一方で、涙袋メイクは「白く浮いてしまう」「影を描いたらくまに見えた」と失敗しやすいパーツでもあります。2026年は、白く光らせるよりも肌になじませる涙袋が主流。日本でも、涙袋用のペンシルやパレットの新作が次々と登場しています。
この記事では、涙袋メイクを「光・影・血色」の3パーツに分けて、自然に見せるやり方を解説します。涙袋の正体、くまに見えない影の色、目の形別のコツ、2026年に買えるアイテム6品まで紹介。価格・発売日は2026年10月12日時点の各ブランドのプレスリリースによるもので、表示はすべて税込です。
そもそも涙袋とは?正体は目の下の筋肉のふくらみ
涙袋は、脂肪がたまったものではありません。まつ毛の際のすぐ下で、目のまわりを囲む筋肉(眼輪筋)がふくらんで見える部分です。目元の解剖にもとづく施術をまとめた2025年の論文(Hong et al., Life)では、涙袋は下まぶたのまつ毛の際に沿ってあり、ふだんはあまり目立たず、笑うと目立ちやすいと説明されています。
同じ論文では、東アジアでは涙袋が若々しく愛らしい印象と結びつき、目を大きく見せるものとされていることにも触れています。韓国語の「애교살」は、「愛嬌」を意味する「애교」と、「肉」を意味する「살」を組み合わせたことば(各語の意味は標準国語大辞典による)。「愛嬌の肉」という呼び名からも、笑顔とセットのパーツだとわかります。
注目したいのは、涙袋がもともと「笑ったときに出るもの」だという点。メイクで作るときも、真顔で鏡を見るより、軽く笑った顔でふくらみの位置を確かめるほうが、自然な場所に描けます。
涙袋メイクは「光・影・血色」の3パーツで考える
MARUMIE編集部では、涙袋メイクを次の3パーツに分けて考えています。全部を使う必要はなく、なりたい印象に合わせて組み合わせるのがコツです。
- 光:涙袋のふくらみに、明るい色や細かいパールをのせるパーツ。ぷっくり感の主役
- 影:涙袋の下の境目に、細く線を入れるパーツ。ふくらみの立体感を出す
- 血色:涙袋全体に、ほんのりピンクやコーラルをのせるパーツ。やわらかく、愛らしい印象に
初めてなら「光だけ」から始めるのがおすすめ。慣れてきたら影を足し、韓国アイドル風のうるっとした目元にしたい日は血色まで重ねる、という順番で試すと失敗しにくくなります。
MARUMIEの色彩視点:くまに見えない影の色は「明度差」と「色温度」で選ぶ
涙袋メイクでいちばん失敗しやすいのが、影の色です。MARUMIEでは、写真の色補正(カラーグレーディング)と同じように、「明るさの差」と「色の温度」で考えています。
- 明度差:影の色が肌より暗すぎると、ふくらみではなく「くぼみ」に見えます。肌より少しだけ暗い色を選ぶと、立体感だけが残ります
- 色温度:MARUMIE編集部では、目の下の影にグレーや青みの強いブラウンは選ばず、赤みのあるピンクベージュやローズブラウン寄りをおすすめしています。肌の色と温度をそろえるという考え方です
- 光の色:真っ白より、シャンパンベージュやピンクベージュのように、肌に近い明るさの色を選ぶと、なじませやすくなります
パーソナルカラーで考えるなら、イエベさんはピーチやコーラル寄り、ブルベさんはローズやモーヴ寄りの光と影を選ぶと、肌の色とつながります。ブルベさん向けの色選びは、ブルベ冬のチークの選び方の考え方も参考になります。
韓国風の涙袋メイクのやり方5ステップ
ここでは、光・影・血色をすべて使う基本の手順を紹介します。光だけで仕上げる日は、ステップ2と5を省いてください。
ステップ1:軽く笑って、ふくらみの位置を確認する
鏡の前で軽く笑い、涙袋がふくらむ範囲を確認します。描く範囲は、そのふくらみの中だけ。目頭から目尻まで全部を囲む必要はありません。
ステップ2:影を、黒目の下を中心に細く入れる
涙袋のふくらみの下の境目に、影用のペンシルで細く線を引きます。MARUMIE編集部の目安は、黒目の下を中心に、目の幅の半分くらいの長さ。目頭側と目尻側は描かず、綿棒や指で線をぼかして、境目が見えないようにします。
ステップ3:光を、黒目の下にいちばん多くのせる
明るい色のペンシルやシャドウを、涙袋のふくらみにのせます。黒目の下をいちばん明るくし、目頭・目尻に向かって薄くしていくと、ふくらみが丸く見えます。
ステップ4:指でなじませて、境目を消す
指の腹で軽くたたいて、光と影の境目をなじませます。こすると、まつ毛の際に色がたまりやすいので注意。
ステップ5:血色をほんのり重ねる
仕上げに、ピンクやコーラルのシャドウを涙袋全体に薄く重ねます。チークと同じ系統の色を選ぶと、顔全体の血色感がそろいます。
時間がたってヨレたときは、綿棒で影の線を軽くなでて整えてから、光を少しだけ足すと元の形に戻しやすくなります。仕上がりの見え方には個人差があります。
目の形別・涙袋メイクのコツ
同じやり方でも、目の形によって似合うバランスが少し変わります。MARUMIE編集部が考える目安は次の3つです。
- 一重・奥二重:上まぶたのメイクがシンプルな分、涙袋の光がよく映えます。影は細く短めにして、光をしっかりめに
- たれ目:目尻側まで影を入れると、目元が下がって見えやすくなります。影は黒目の下だけにして、光は目頭寄りに
- つり目:涙袋を目尻側まで少し長めに描くと、やわらかい印象に近づきます
韓国メイク全体の流れは、2026年の韓国メイクトレンドの記事でもまとめています。涙袋も、全体のトーンに合わせて「なじませる」方向で考えると、今年らしい仕上がりになります。
失敗しないために:やりすぎのサイン3つ
涙袋メイクは、少し足りないくらいがちょうどいいパーツです。次の3つに当てはまったら、量を減らすサインです。
- 真顔のときに、涙袋が線で囲んだように見える:影が濃すぎるか、長すぎます
- 明るい場所で、光の部分だけ白く浮いて見える:光の色が肌より明るすぎます
- 目の下全体が暗く見える:影の色がグレーや青みに寄っています
写真を撮るときは、自然光と室内の照明の両方で鏡を見て確認しておくと安心です。
2026年に買える涙袋メイクのアイテム6選
光・影・血色をまとめて使えるパレット
Wonjungyo(ウォンジョンヨ)「ウォンジョンヨ W デイリームードアップパレット 05 ピーチモカ」
Wonjungyo W デイリームードアップパレット 05 ピーチモカは、目元とチークに使えるパレットの新色で、2026年2月18日に全国発売。価格は2,420円です。ピーチとモカの名前どおり、イエベさんが涙袋の光と影をそろえやすいパレットです。Wonjungyoについては、合同ポップアップストアのNEWSでも紹介しています。

dasique(デイジーク)「ソフトフィット アイシャドウパレット」
dasique ソフトフィット アイシャドウパレットは、日本限定のアイシャドウパレットで、価格は1,980円。2026年10月1日にQoo10で発売され、10月10日からはロフト・PLAZAなどでも展開されています。新作なので、店頭で色を見て選べるタイミングです。

2aN(トゥーエーエヌ)「ベターミー アイパレット」
2aN ベターミー アイパレットは、涙袋にも使える多機能パレットで、価格は2,200円。2026年3月に同じ新コレクションとして登場したハイライター「ピュアグラッシュハイライター」(1,430円)と組み合わせると、光のパーツを足しやすくなります。

手軽に描けるペンシル・スティック
hyalme(ヒアルミー)「涙袋ツインペンシル なじませオレンジ」
hyalme 涙袋ツインペンシル なじませオレンジは、明るい色と影色の2色が1本になったペンシルの新色。2026年9月21日に発売され、価格は1,980円です。光と影を1本で済ませたい人の最初の1本に。

CipiCipi(シピシピ)「涙袋コンシーラーペンシル」
CipiCipi 涙袋コンシーラーペンシルは、価格1,100円。2026年4月22日に、定番色の01・02と限定色の101の全3色で発売されました。コンシーラーとして、涙袋の光のベースづくりに使いやすいアイテムです。

エリザベス「ラッシュガーディアン プリズムスティック」
エリザベス ラッシュガーディアン プリズムスティックは、容量1.4g・価格1,430円の数量限定品。2026年10月22日からドン・キホーテで先行発売され、11月5日に全国発売の予定です。限定品なので、気になる人は発売日をチェックしておくと安心です。

韓国ブランドの涙袋専用ペンシルでは、8月にBBIAの「涙袋ペンシル」も日本で発売されています。
MARUMIE的・涙袋メイクのアイテムを選ぶ3つの基準
基準1:まず「光だけ」か「光と影」かを決める
光だけで仕上げるならハイライトやコンシーラー、影も描くならツインペンシルやパレット。最初に使うパーツを決めると、選ぶアイテムが絞りやすくなります。
基準2:影の色は、肌より少し暗いピンクベージュ寄り
色彩視点で紹介したように、MARUMIE編集部のおすすめは、グレーや青みのブラウンを避けて赤みのある色を選ぶこと。肌より少しだけ暗い色にすると、立体感が自然に出ます。
基準3:限定かどうか、いつ買えるか
今季は限定品や新色の発売が続いています。数量限定のアイテムは、発売日と取り扱い店舗を先に確認しておくのがおすすめです。
よくある質問
Q. 涙袋がない人でも、メイクで涙袋は作れますか?
A. メイクで「涙袋があるように見せる」ことはできます。軽く笑ったときに目の下が少しふくらむ位置を探し、そこに光をのせ、境目に薄く影を入れるのが基本です。見え方には個人差があります。
Q. 涙袋の影は何色がいいですか?
A. MARUMIE編集部のおすすめは、グレーや青みの強いブラウンより、ピンクベージュやローズブラウンのように赤みのある色です。肌より少しだけ暗い色を選ぶのがポイントです。
Q. 涙袋ペンシルとアイシャドウパレット、どちらから始めればいいですか?
A. 手早く仕上げたいならペンシル、色の濃さを調整したいならパレットが向いています。初めてなら、光と影の2色が1本になったツインペンシルが手軽です。
Q. 涙袋メイクが時間がたつと崩れるときは?
A. まつ毛の際に色がたまりやすいので、のせる量を少なめにして、指でたたいてなじませるのがコツです。崩れたときは綿棒で影を整えてから、光を少し足して直します。
まとめ
- 涙袋は、まつ毛の際に沿って目の下の筋肉がふくらんだ部分。軽く笑った顔で位置を確かめてから描く
- 涙袋メイクは「光・影・血色」の3パーツで考え、まずは光だけから始める
- 影はグレーより赤みのあるピンクベージュ寄り、光は真っ白よりシャンパンベージュ寄りを選ぶと自然に仕上がる
涙袋とあわせて口元の色も整えたい人は、落ちにくい韓国リップティントの選び方もどうぞ。韓国メイクの流れは、2026年の韓国メイクトレンドでもまとめています✨

