来年の手帳を選び始めると、「2027年の開運日はいつ?」と気になってきますね。財布の使い始めや新しいことを始める日を、早めに予定へ入れておきたい人も多いはずです📅

国立天文台は2026年2月に2027年の暦要項を発表していて、二十四節気の日時はすでに確かめられます。一粒万倍日や天赦日は、この節気と日の干支の組み合わせで決まる暦注です。

この記事では、MARUMIE編集部が国立国会図書館「日本の暦」の暦注の表と、国立天文台の暦要項の節入り日をもとに2027年の開運日を算出し、一覧にしました。あわせて、吉日入りの2027年手帳の選び方も紹介します。運勢を約束するものではなく、暦の楽しみ方としてお読みください。内容は2026年10月20日時点の情報です。

2027年の開運日カレンダー:天赦日は6日、一粒万倍日は60日

MARUMIE編集部の算出では、2027年の主な開運日は次のとおりです。2027年の一粒万倍日は、少ない月で4日、多い月で6日あり、合計60日です。

  • 天赦日(6日):2/28(日)・4/29(木・昭和の日)・5/15(土)・7/14(水)・9/26(日)・12/11(土)
  • 天赦日と一粒万倍日が重なる日(3日):7/14・9/26・12/11
  • 己巳の日(6日):2/19・4/20・6/19・8/18・10/17・12/16
  • 甲子の日(6日):2/14・4/15・6/14・8/13・10/12・12/11

注目したいのは12月11日です。天赦日と一粒万倍日に加えて、国立国会図書館の解説で吉とされる甲子の日も重なります。年末の予定を立てるときに覚えておくと便利です。

一粒万倍日の全60日は次のとおりです。

  • 1月:9・12・21・24日
  • 2月:2・8・15・20・27日
  • 3月:4・7・12・19・24・31日
  • 4月:6・15・18・27・30日
  • 5月:12・13・24・25日
  • 6月:5・7・8・19・20日
  • 7月:1・2・14・17・26・29日
  • 8月:7・8・13・20・25日
  • 9月:1・6・9・14・21・26日
  • 10月:3・9・18・21・30日
  • 11月:2・14・15・26・27日
  • 12月:10・11・22・23日

天赦日・一粒万倍日・寅の日・巳の日の意味

国立国会図書館「日本の暦」の暦注下段のページでは、天赦日は天が万物を許す日とされ、万事に吉の日と説明されています。季節ごとに決まった干支の日で、春は戊寅、夏は甲午、秋は戊申、冬は甲子の日です。

同じく「吉凶を表す言葉」のページによると、一粒万倍日は仕事始めや開店、種まき、お金を出すことに吉とされる日です。一方で、借金や借り物は増えるとして凶とされています。

寅の日と巳の日は、日の十二支が寅・巳にあたる日で、12日ごとに巡ります。2027年の寅の日は1月11日から30日、巳の日は1月2日から31日あります。己巳の日は60日に1度巡る、巳の日のうち十干が己の日で、2027年は6日です。

注目したいのは、同じ「巳の日」でも暦注によって扱いが違う点です。国立国会図書館の下段のページでは、巳と亥の日は重日とされ、吉も凶も重なる日と説明されています。どの暦注を参考にしているのか、手帳やカレンダーの説明で確かめておくと安心です。

MARUMIE的「開運日を予定に入れる3つの基準」

開運日は、数が多いほど全部を気にすると疲れてしまいます。MARUMIE編集部は、次の3つの基準で使い分けるのがおすすめです。

  • 選ぶ:天赦日など年に数日の日は、財布の使い始めや新しい習慣のスタートなど、1年の「大事な1日」に
  • 重ねる:一粒万倍日は月に4〜6日あるので、手帳の書き始めや申し込みなど、日々の予定と重ねて楽しむ
  • 確かめる:吉日と凶日が重なる日もあるので、気になる日は暦注を2つ以上確かめる
2027年の開運日を「選ぶ・重ねる・確かめる」の3つの基準で整理し、天赦日6日・一粒万倍日60日・重なる日3日と、暦注の色分けの例をまとめた図
2027年の開運日を「選ぶ・重ねる・確かめる」の3つの基準で整理し、天赦日6日・一粒万倍日60日・重なる日3日と、暦注の色分けの例をまとめた図
Image by: MARUMIE編集部

MARUMIE編集部の提案として、手帳に開運日を書き込むときは色を分けると見やすくなります。天赦日は金色、一粒万倍日は黄色、寅の日・巳の日はベージュのように、明るさの違う3色を使うと、年に数日の日が埋もれません。色は見分けやすさのための提案で、運気を約束するものではありません。

月の切り替わりは「節入り」の日:2027年の二十四節気

一粒万倍日の表は、暦の上の月ではなく節月で決まります。国立天文台の暦Wiki「節月」によると、節月は節を含む日を区切りとする月で、節月を使う選日法を「節切り」と呼びます。カレンダーの1日ではなく、立春などの節入りの日を境に、一粒万倍日になる日の十二支が切り替わります。

国立天文台の暦要項(2027年の二十四節気・雑節)による、2027年の節入りの日は次のとおりです。

  • 小寒:1月5日/立春:2月4日/啓蟄:3月6日
  • 清明:4月5日/立夏:5月6日/芒種:6月6日
  • 小暑:7月7日/立秋:8月8日/白露:9月8日
  • 寒露:10月8日/立冬:11月8日/大雪:12月7日

天赦日の季節も、立春・立夏・立秋・立冬で切り替わります。たとえば立夏の5月6日を境に、天赦日になる干支が春の戊寅から夏の甲午へ変わります。暦Wikiの節月のページでは節を含む日を1日目として数えるとされていて、十二直のページでも、節にあたる日は前日と同じ十二直を繰り返すと説明されています。

吉日と凶日が重なる日はどうする?不成就日との関係

国立国会図書館の「吉凶を表す言葉」のページでは、不成就日は何事も成就しない日とされ、物事を始めるのに向かない日と説明されています。不成就日は節月ではなく、旧暦の月で決まる「月切り」の暦注です。

MARUMIE編集部が国立天文台の暦要項の朔(新月)の日付から旧暦の月を出して照らし合わせると、2027年は一粒万倍日のうち7日が不成就日と重なります。天赦日と一粒万倍日が重なる9月26日も、旧暦8月26日にあたり、表では不成就日です。

  • 一粒万倍日と不成就日が重なる日:1/21・4/15・5/25・7/17・8/20・9/26・12/10

国立国会図書館の解説には、重なった日をどう扱うかの決まりは書かれていません。MARUMIE編集部の提案としては、気になる人は同じ月の別の吉日を選ぶと、迷わず予定を立てられます。

暦注入りの2027年手帳・カレンダーの選び方

開運日を毎日の予定と一緒に見たいなら、暦注入りの手帳が便利です。選ぶときは、どの暦注が載っているかをリリースや商品説明で確かめましょう。

水晶玉子 開運・和暦ダイアリー2027(世界文化社)は、B6判・256ページで2,310円(税込)、2026年9月27日発売です。六輝や二十四節気に加えて、一粒万倍日・天赦日などが載っています。

世界文化社 水晶玉子 開運・和暦ダイアリー2027
世界文化社 水晶玉子 開運・和暦ダイアリー2027
Image by: 世界文化社

ポジティブ手帳2027(小学館)は、アン ミカさん著のB6判・224ページで1,980円(税込)、2026年9月17日発売です。六曜と一粒万倍日・天赦日などが載っています。

突然ですが占ってもいいですか? PRESENTS とにかく「運がいい日」がわかるカレンダーBOOK 2027(扶桑社)は、A4判・40ページで通常版1,540円(税込)、2026年10月1日発売です。一粒万倍日・天赦日・大安に加えて、新月と満月も載っています。

扶桑社 とにかく「運がいい日」がわかるカレンダーBOOK 2027
扶桑社 とにかく「運がいい日」がわかるカレンダーBOOK 2027
Image by: 扶桑社

1年をおいしくすこやかに過ごす養生手帳2027(インプレス)は、B6判で通常版2,530円(税込)、2026年9月10日発売です。一粒万倍日・天赦日などの吉日のほか、二十四節気や六曜、月の満ち欠けも載っていて、季節の暮らしと一緒に暦を楽しみたい人に向いています。

壁にかけて毎日めくるタイプなら、鈴木愛理さんの365日の日めくりカレンダーのように、1年を通して手元で使えるアイテムも新しい年の準備にぴったりです✨

開運日をもっと楽しむための暦の基礎知識

暦注は、日の吉凶を示す注記です。国立天文台の暦Wiki「暦注」によると、暦注は上段・中段・下段に分かれ、干支と節月による規則で日に配されます。明治の改暦で、中段・下段の暦注は暦から外されました。

暦Wikiの明治改暦の解説では、太陽暦の利点のひとつとして、中段・下段に記載された暦注は迷信に過ぎないことが挙げられています。MARUMIE編集部は、天赦日や一粒万倍日を、行動の結果を左右するものではなく昔の暦の文化として楽しむものと考えています。

2027年の干支は丁未(ひのとひつじ)です。干支の意味や立春の日付は、2027年の干支「丁未」の記事で詳しく紹介しています。

よくある質問

2027年の天赦日はいつ?

年6日で、春が2月28日と4月29日、夏が5月15日と7月14日、秋が9月26日、冬が12月11日です。国立国会図書館の表の干支と、国立天文台の暦要項の節入り日からMARUMIE編集部が算出しました。

2027年で天赦日と一粒万倍日が重なる日は?

夏の7月14日(水)、秋の9月26日(日)、冬の12月11日(土)の3日です。このうち9月26日は不成就日、12月11日は甲子の日とも重なります。

一粒万倍日にやってはいけないことは?

国立国会図書館「日本の暦」では、借金や借り物は増えるとして凶とされています。お金を出すことや仕事始めには吉とされる日です。

財布の使い始めに向いている日は?

国立国会図書館の説明では、一粒万倍日はお金を出すことに吉、天赦日は万事に吉とされる日です。MARUMIE編集部の提案としては、年に数日の天赦日、とくに一粒万倍日と重なる7月14日・9月26日・12月11日を候補にすると選びやすくなります。財布選びに迷ったら、HIROKO HAYASHIの新ライン「CRESPA」の財布のような新作をチェックするのも楽しいですよ。

まとめ:2027年の開運日は「選ぶ・重ねる・確かめる」で手帳に

  • 2027年の天赦日は6日、一粒万倍日は60日。重なる日は7月14日・9月26日・12月11日
  • 一粒万倍日は節月で決まるので、立春などの節入りの日を境に切り替わる
  • 不成就日と重なる日もあるので、気になる日は暦注を2つ以上確かめる

暦注入りの手帳を1冊選んで、来年の大事な日を早めに書き込んでおきましょう🌙